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パソコンを処分したい!依頼先と大切なこと2点を解説します

パソコンは粗大ゴミとして処分はできません

 

パソコンを処分する方法をご存知ですか?パソコンはたくさんの個人情報が詰まった精密な機械です。なんとなくでも普通のゴミとして処分できないことは、想像がつくのではないでしょうか。その想像は的を得ています。パソコン処分には、適切な方法があります。

 

「資源有効利用促進法」が施工されたことによって、パソコンは現在、粗大ごみとして処分することはできなくなっています。では、一体どのようにして処分をするのが適切なのでしょうか?その方法を本コラムで解き明かしていきます。ぜひ最後までご覧ください。

 

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パソコンは粗大ゴミとして処分はできません

1991年に制定、2001年に改正、2003年に再改正された「資源有効利用促進法」によって、パソコンは粗大ゴミとして処分することができなくなっています。パソコンを処分する際は、製造業者などに依頼する必要があります。たとえ分解しても、粗大ごみにはできません。

 

テレビなどでたまに目にする「不法投棄」。この中にはパソコンも含まれていることが多いです。しかし、不法投棄は法律に違反するだけではなく、大切で重要な個人情報が漏洩(ろうえい)する可能性すらあります。思わぬトラブルにしないため、必ず法律に従いましょう。

 

 

パソコンを処分したいときの依頼先

パソコンを処分したいときの依頼先

 

パソコンの処分を検討する際、その依頼先にはいくつかの選択肢があります。代表的なところでは「自治体」や「家電量販店」でしょう。本章でそれぞれ、詳しく解説していきます。

 

 

自治体の回収ボックス

各自治体が公共施設などに「小型家電回収ボックス」というものを設置しています。パソコンの大きさにもよりますが、このボックスに入れられる大きさのものであれば、ただ投函するだけで処理が完了する、最も手軽なパソコンの処分方法のひとつといえます。

 

回収ボックスのサイズについては、各自治体のホームページなどに掲載、もしくはお問合せをすれば、ボックスの有無を含めて確認できます。まずは試してみるのがよいでしょう。

 

 

家電量販店

家電量販店に持っていくという方法もあります。大手の家電量販店の中には、パソコンの買取、下取りサービスを提供しているところがあります。この方法も、基本的にはお店に持ち込むだけで処分が完了するので、比較的手間のかからない手段といえるでしょう。

 

費用については、基本的にかかることはありません。しかし、お持ちのパソコンにリサイクルマークが付いていない場合、リサイクル費用が発生する場合があるので注意が必要です。

 

費用がかからないだけではなく買取、下取りもあるので、お得に処分することができるのが家電量販店に依頼する大きなメリットです。とくに、新しいパソコンに買い替えるつもりの方なら、家電量販店に持っていくのがベストかもしれません。

 

 

パソコンメーカー

パソコンメーカーは、自社のパソコンを無料回収することが義務付けられています。処分する際はパソコンメーカーに連絡することで、無料でパソコンを処理してくれるでしょう。

 

パソコンメーカーにパソコンを処分してもらう場合は、下記の3点を満たしている必要があります。事前に確認しておきましょう。データの処理はおこなっておくのが安心です。

 

・PCリサイクルマークが貼ってあること

・パソコンを製造したメーカーであること

・デスクトップやノートパソコン、ディスプレイや一体型のパソコンであること

 

PCリサイクルマークが貼られていないパソコンに関しては、処分費用がかかりますが、基本的には無料で、直接メーカーが回収してくれるので安心といえるでしょう。パソコン内の情報に関して不安がある場合は、事前にデータ転送や削除をおこなっておいてください。

 

 

パソコン中古店

家電量販店のほか、パソコンを専門に取り扱っているお店の多くも同様の回収サービスを提供しています。家電量販店との違いは、パソコンをメインに取り扱っているので、ほかの処分方法やデータの移行、消去についてのアドバイスやサービスを受けられるところです。

 

 

回収業者

もうひとつの方法は回収業者への依頼です。回収業者は大きくわけて2種類あります。

 

・廃品回収業者

軽トラックで回収して回ったり、チラシを配布したりしているのが回収業者です。手軽な方法ですが、データや個人情報の処理は自分でする必要があります。また、中には違法な業者も存在し、トラブルに繋がることもあるので、依頼する際は十分に注意してください。

 

・パソコン回収業者

パソコンの回収を専門におこなっている業者です。パソコンリユース業者ともいいます。回収したパソコンのデータを完全に消去、清掃して、中古品や部品として再利用します。

 

回収の方法は業者によって異なります。持ち込み、配送、引き取りといろいろあるので、ご自身の希望に沿うものを選ぶようにするのがよいでしょう。

 

 

パソコンを処分するときにやるべきこと

多くの場合、パソコンの回収は無料でおこなってもらうことができます。引き取り、持ち込み、配送のどれにするかというくらいで、状況に合った方法を選ぶことも可能でしょう。

 

それぞれの処分方法で大きな差が出るのは、データ、個人情報の取り扱いの部分です。ここを確実に解決できれば、どの方法を選んでも大差はありません。ここでは、データの取り扱いについて具体的に解説します。

 

 

データのバックアップ・移行

パソコンの中には画像、動画、文章など、今後も使うもの、思い出のあるものなど、色々なものがデータとして残されているでしょう。残しておきたいものであれば、そのデータだけ抜き出す必要があります。これはいわば、データの引っ越しのようなものです。

 

画像、動画、文章等のメディアデータであれば、USBメモリや外付けハードディスク、クラウドストレージサービスを使って移行する方法が一般的です。これらは比較的簡単で、かつ情報も豊富なので、ある程度の時間をかければ、自分でおこなうこともできるでしょう。

 

ただ、最近はデータの容量が大きくなってきている傾向があります。データ量によっては移行に時間がかかる場合もあり、途中でUSBが抜けて、データが破損してしまうこともありえます。データのバックアップや移行作業をおこなう際は、十分な注意を払いましょう。

 

また、新しいパソコンに買い替える場合、すぐに以前と同じように使えるかというと、そうでもありません。よく閲覧するウェブサイトやソフトのIDやパスワード、周辺機器の設定等、すぐ使い始めようと思ったら、システムファイルなどの移行もしておく必要があります。

 

 

データの消去

バックアップ・データ移行でも少し触れましたが、最近ではインターネット閲覧ソフト自体に、あらゆる情報がいつの間にか保存され、ワンクリックで入力できるようになっています。

 

とても便利な機能の一方で、そのパソコンを少し操作するだけで、IDやパスワードなどのアカウント情報はもちろん、住所からクレジットカード番号に至るまで、知られてしまう危険性があります。パソコンを処分するときは、確実にデータを消去する必要があります。

 

パソコンのデータを消去する際は、専用のソフトを使用する方法が、もっとも手軽かつ安心でしょう。インターネット上には、とても便利なソフトが無料で配布されています。HDD(ハードディスク)などであれば、物理的にハンマーなどで破壊してしまう方法もあります。

 

 

古PC→新PC!データに関するこまったことがあったら?

古PC→新PC!データに関するこまったことがあったら?

 

古いパソコンを処分するときのデータ消去、新しいパソコンへのデータ移行は、慣れている方にとっては難しくはないでしょう。しかし、実際は慣れていないという方が大多数です。大切なパソコンのデータ管理、不安があれば業者に相談してみるのもよいでしょう。

 

業者に相談を持ちかければ、パソコン周りの疑問についても、聞くことができるでしょう。不具合や故障の際も、馴染みの業者があれば安心です。ぜひ、探してみてください。

 

 

まとめ

パソコンの処分方法は多岐に及びます。ご自身の状況に合わせて、失敗のない方法を選ぶようにしてください。費用に関しては多くの場合、無料です。パソコン処分でかかる手間を、できる限り削減する方法を探すのがよいでしょう。どの場合でも、データ管理は慎重に。

 

パソコンを処分する前に、データ周りのことでお困りのようなら、業者に相談してみるのがよいでしょう。適切な方法であなたの大切なデータを守ってくれます。パソコンの処分をする際は、必ずルールを守っておこなうようにしてくださいね。

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日本経済新聞2020/2/25 掲載

「NEXT1000」5位選出 専門業者とマッチング

KBC九州朝日放送2019/5/21 放送

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テレビ朝日2019/5/7 放送

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日経産業新聞2019/3/26 掲載

「困りごと解決-140種対応「アマゾン」目指す、個人同士の基盤作りも」

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