パソコンが故障を起こしたときは、信頼できるパソコン修理業者を選ぶようにすることが大事です。しかし、何も考えずに業者を選んでしまうと、あとから「こんなはずじゃなかった……」と後悔してしまうことがあるでしょう。
そこで本コラムでは、パソコン修理を無料でしてもらう方法やパソコン修理業者のおすすめの選び方、自力でパソコンの故障を直すことができる範囲などをご紹介していきます。この記事を最後まで読んで、ぜひ信頼できる業者に依頼してみましょう。

パソコンの修理を無料でしてもらう方法
ここでは、パソコンの修理を無料でしてもらう方法をご紹介します。できるだけ格安のサービスを受けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
無償でパソコンを直してもらうには、購入した際についてくる保証書を確認するとよいです。一般的に、パソコンを購入すると保証期間というものがあり、どこのメーカーのパソコンでも、購入後1年の間は無料で修理をしてくれます。
しかし、パソコンを購入してから1年を過ぎてしまうと、保証の対象期間から外れてしまうので注意が必要です。保証期間である1年を過ぎても無料で修理を受けられるようにするためには、延長保証サービスを利用するとよいでしょう。
延長保証サービスとは、パソコンを購入したときに、定価の5%ほどの料金を払うことで、3年や5年の保証が受けられるサービスです。ただし、パソコンのメーカーによって延長保証の内容は異なってくるため、延長保証を受ける場合は、きちんと購入前に確認しておくようにしましょう。
パソコン修理業者のおすすめの選び方
「パソコンを修理してもらおうと思ったけど保証期間が切れていた……」という方もいるでしょう。そんな方に向けて、ここではパソコン修理業者を正しく選ぶ方法をご紹介していきます。どこの業者に依頼すればわからない方は、まずはよりよい業者を見極めてみましょう。
1.修理費用が明確である
パソコン修理業者のホームページなどを見て、修理料金が明確に記載されているかを確認しましょう。実際の修理費用は、パソコンの故障原因によって変動します。パソコンの症状別に細かく料金が設定されていれば、優良な修理業者であると判断できるでしょう。
また見積りをとったときに、料金が細かく記載されていると安心できる業者である可能性が高いです。料金が細かく設定されていないと、あとから追加料金を請求されることがあるので、この金額は何に使われているか把握しておくようにしましょう。
2.相談を親身になって聞いてくれる
パソコンの修理業者に問い合わせたときに、スタッフの対応がていねいだと優良な業者である可能性が高いです。また「パソコンがどのような状況なのか」「何に悩んでいるのか」など、しっかりと相談を親身になって聞いてくれると安心感が生まれるでしょう。そのため、まずは電話対応がていねいでしっかりしている会社であるかどうかを確かめるとよいです。
3.セキュリティの管理をしている
パソコンの修理を依頼する際は、個人情報の取り扱いについてきちんと配慮されているか確認するようにしましょう。個人情報の管理が適切におこなわれているかを知るためには個人情報保護のマークが掲載されているかを確かめるとよいです。
個人情報の取り扱いを適切におこなっていることを表す「プライバシーマーク制度」が記載されているかどうかを確かめましょう。
そして、情報セキュリティの正しい管理をする「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」の掲載があるかどうかも確認するとよいです。これらのマークがあることで、セキュリティの管理がきちんとされているという証明になり、信頼できる業者である可能性が高まるでしょう。
4.実績がある
業者のホームページに、実績や口コミなどが載っていると安心できる業者と判断してもよいでしょう。また口コミは、よい口コミとよくない口コミの両方が記載されているかを確かめることをおすすめします。
なぜなら両方の口コミを掲載することで、お客様の意見を取り入れて、よりよい会社に成長していこうという考えが浸透している可能性が高いからです。
また、実際に修理を担当するスタッフの方が、パソコン整備士協会による認定資格を取得しているかを確認するとよいでしょう。パソコン整備士協会では、おもにIT社会で求められているスキルを獲得できる資格試験などを実施しています。優良な業者であれば、スタッフ紹介のページに、資格について掲載されているはずです。
パソコンの修理はどこまで自分でできる?
これまでパソコン修理を無料でおこなう方法や、優良な業者を選ぶ方法などをご紹介してきました。ここでは、パソコンの修理はどこまで自分でできるかの基準などを解説していきます。
1.パソコンの電源が入らないとき
パソコンの電源が全く入らない場合は、電気がパソコン全体に回っていないことが考えられるでしょう。そのため、ノートパソコンの場合は、バッテリーを取り外し、USBなどつながっている付属品はすべて取り外して5~10分ほど放置するとよいでしょう。
デスクトップパソコンの場合は、コンセントを抜き、5~10分ほどそのまま放置して放電をおこないます。
時間が経ったらバッテリーやコンセントを接続して、電源ボタンを押してパソコンが起動するか確かめてみましょう。もし電源が入らない場合は、本格的な故障を起こしている可能性が高いので、すぐに業者に相談するようにしましょう。
2.パソコンの電源は入るけれど、うまく起動しないとき
パソコンがうまく起動しないときは、メモリに溜まっているホコリの除去や、抜き差しをおこなうとよいでしょう。メモリにホコリやゴミが溜まっているとうまく起動してくれない場合があります。
また、パソコンがうまく起動しないときの対処法として、セーフモードで起動してみましょう。Windowsの場合は、電源ボタンを押してから「F8キー」を連打すると、セーフモードで起動することが可能です。セーフモードで起動できたら、大切なデータをハードディスクに保存するとよいでしょう。
3.パソコンの起動が遅いとき
パソコンの起動が遅いときは、メモリを増設してみると解決することがあります。パソコンは長年使用していると余分なアプリやプログラムがインストールされ、その結果、起動速度が遅くなっているのかもしれません。そのため、ハードディスクのメモリ容量を増やしてみるとよいでしょう。
または、不要だと判断したアプリやプログラムの停止や削除してみるのも一つの手です。そうすることで、パソコンの起動速度が速くなる場合があります。
4.パソコンの電源が急に落ちるとき
パソコンの電源が突然落ちるときは、パソコンを冷却してみるとよいでしょう。冷却する際は、パソコンに扇風機などで風を当ててみるとよいです。また、パソコンの下を少し浮かせるようにしておくと、風通しがよくなり、症状が改善することがあります。
まとめ
パソコンが故障したときは、保証期間内であれば無料で修理をしてもらうことができます。しかし、保証期間を過ぎてしまっていると、有料になるため注意が必要です。
そこでパソコンを修理する際は、業者に依頼してみるとよいでしょう。パソコン修理業者のおすすめの選び方は、修理費用が明確に提示されていることやスタッフの対応がていねいに対応してくれるかなどを基準にして、信頼できる業者を選ぶと安心です。
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